エアロダインジャパンの「ドローン物流推奨飛行ルートの作成」サービスが、内閣官房が主催するイチBizアワードにて入選
2025年2月1日
エアロダインジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:鹿谷幸史、以下エアロダインジャパン)が展開する「ドローン物流推奨飛行ルートの作成」サービスが、1月31日に内閣官房が主催するイチBizアワード2024にて入選いたしました。
エアロダインの取り組み
エアロダインはグローバルドローンソリューションの柱として、インフラ、監視、農業、物流を挙げており、エアロダインジャパンはその中でも特に物流分野に近年力を入れております。たとえば、秋田県大館市での寒冷地配送実証実験や、千葉市での都市部近郊でのレベル3飛行物流実証などさまざまな環境で行ってまいり、その中で多くの気づきを得ました。ドローン物流は、ドローンによる社会課題解決のユースケースとして期待されていますが、その社会実装には技術面や規制面で多くの課題があります。エアロダインは、その課題解決に全方位からアプローチをしております。

具体的には、海外で商用化の実績があるドイツ製VTOL P.W. ORCA(最大ペイロード15kg、100km飛行)を日本市場に初めて輸入し、飛行許可承認を得たことなどです。協力会社とともに飛行実証を実施しているほか、近日中に目視外飛行(レベル3)での飛行実証を行う予定です。
また、ドローン事業者が抱えるルート設計の難しさや上空LTE計測の大変さ、飛行許可取得の負担を解決する「空のインフラ整備」を進めております。これには、山梨県北杜市で実施したドローン物流推奨飛行ルート作成事業や、福島県南相馬市で行った上空LTEマップ作成事業などがあたります。
そのほか、物流事業者等と連携して、経済性の担保を目的としたマルチユース化の検討なども行なっております。
複数の課題が絡み合い、「DeadLock状態」にあるドローン物流市場を動かすには、一つ一つ解決するのではなく、複数の課題を同時に解決する必要があると考えるからです。
サービスの内容
今回は、その取り組みのひとつである、山梨県北杜市での「ドローン物流推奨飛行ルートの作成」サービスが、イチBizアワードで入選いたしました。このサービスは、市内に点在する公共施設を空の駅に見立て、地上リスクの分析や上空LTE調査を踏まえてそれらを結ぶ飛行ルートを事前に作成し、離着陸地点の使用許可などとともに利用者に提供するものです。これにより、ドローン物流の実証や社会実装に取り組みたい事業者が、山梨県北杜市というフィールドを活用して、より簡単にドローン飛行を行うことを目指すものです。

エアロダインジャパンは、世界45カ国にグローバルネットワークを持つ強みを生かして、今後も、世界最先端の機体や技術を日本に持ち込み、サービスのローカライズと組み合わせて、事業者と協力しながらドローン物流の社会実装に向けた取り組みを、今後も加速して行ってまいります。
会社概要
エアロダインジャパン株式会社は、マレーシアに本社を置く世界最大のドローンソリューションプロバイダであるエアロダイングループの日本支社です。風力発電所・太陽光発電所・橋梁・プラントなどのインフラ点検のほか、ドローン物流などドローン前提社会の実現に向けた取り組みを行なっております。
会社ホームページ:https://aerodyne-japan.com/
イチBizアワード
内閣官房が主催する、地理空間情報のポテンシャルを最大限活用するためのビジネスアイデアの発掘や人材育成・コミュニティの形成を行う、ビジネスアイデアコンテストです。2024年度は172件の応募があり、エアロダインはビジネス部門で入選いたしました。
https://g-idea.go.jp/2024/winner/
https://www.g-idea.go.jp/2024/img/library/ascii_ichibiz2024.pdf
お問い合わせ
エアロダインジャパン株式会社 広報担当
電話:03-4360-5665
email:info@aerodyne-japan.com