エアロダインジャパン、「ドローン物流推奨飛行ルート」作成に着手
エアロダインジャパン株式会社
代表取締役社長 鹿谷 幸史
2023年6月14日
このたび、エアロダインジャパン株式会社は、山梨県が実施する「第4期TRY!YAMANASHI!実証サポート事業」に採択され、山梨県北杜市を舞台にドローン目視外飛行に向けた上空LTEマップ作成事業に着手いたしました。
本事業では、今後の市場の成長が期待される「ドローン物流」の実現への課題である「安全な飛行ルート」を作成し、ドローン運行事業者に提供することを目指します。
具体的には、ドローン物流社会の実現にはインフラとして公共施設を結んだ定期航空路が必要になるとの信念の下、公共施設を結ぶ複数の飛行ルートを作成し、地形や地上障害物の有無や上空LTEの電波強度などから飛行ルートの安全性を評価します。そして、安全性が高くドローン飛行に適したルートを、「推奨飛行ルート」として、ドローン運航管理システムを通じて提供いたします。
そのための取り組みとして、2023年6月19日より、大泉・高根・須玉・明野エリアにて、事前に選定した飛行ルート上のLTE電波測定を実施いたします。
エアロダインジャパンは、今後も空のインフラ整備を推し進め、ドローン前提社会の実現に向けた取り組みに邁進してまいります。
会社概要
エアロダインジャパン株式会社は、マレーシアに本社を置く世界最大のドローンソリューションプロバイダであるエアロダイングループの日本支社です。風力発電所・太陽光発電所・橋梁・プラントなどのインフラ点検のほか、ドローン物流などドローン前提社会の実現に向けた取り組みを行なっております。
会社ホームページ:https://aerodyne-japan.com/
第4期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業
https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news5.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000078927.html
電波測定飛行ルート(案)
山梨県北杜市内の複数の公共施設を結ぶドローン飛行ルートを設定します。離着陸場の安全確認のほか、地上障害物の有無や見通しの良さ、上空LTE電波状況まで検証し、最適な飛行ルートを事前選定することで、災害時や平時の物流ニーズに素早く対応することを目指します。飛行方法は、目視外飛行(システムによる自律飛行)を想定しています。
本件についての問い合わせ先
エアロダインジャパン株式会社
03-4360-5665(代表)
infoadj@aerodyne.group